Shuji Morita 森田修史 - tenor saxophonist based in Japan
村上寛(d)カルテット @ 江古田そるとぴーなつ 2015 撮影・宝田裕
Photo Gallery 写真はここをクリック
1977年東京生まれ。音楽を愛する家庭に育ち、中学の吹奏楽でサックスを始め東大ジャズ研でテナーを手にする。在学中短期渡米、NYハーレムにおいて方法論ではなく人間の表現としての音楽の原体験をし帰国。その後Yellow Card Orchestra!等を経て、西尾健一(tp)、本田竹広(p)、浅川マキ(vo)、鈴木勲(b)、村上寛(ds)など日本を代表するミュージシャンの一線の現場でジャズを学びながら全国や海外で演奏した。2012年に健康な暮らしを求めて拠点を南信州の阿智村へ移した後はみょうがの自然栽培も手がけている。2015年には主宰するSasage Recordsより自然派アーティストが結集したコンピレーションアルバム「夢のリニア超特急」を、2018年にはその続編となる「the Tipping Poiny」を発表。第17回ふるさとCM大賞NAGANOで楽曲を提供した「いいだ いいら♪」が大賞を受賞。一時東京のライブ・シーンから遠ざかっていたが2022年に復帰、2024年夏には全曲オリジナル曲によるニューアルバム「See You On The Other Side」を発表。現在は森田修史トリオ、カルテット、いくつかのDUOを中心に、常にテナーサックスから今この瞬間に出る音を通じてジャズそして音楽の世界を探求し続けている。
twitter @shujimorita
instagram @shujimorita.official.jp
森田修史|Facebook
・History in detail (敬称略):
1977年3月、東京に生まれる。幼少の頃より、両親の影響で音楽に親しんだ。中学校入学後、部活の吹奏楽団でアルトサックスをはじめ、その後東大ジャズ研でテナーを手にする。
1998年ニューヨーク訪問、ジャズ文化の厚さと深さに衝撃を受けると同時に、ハーレムの教会やクラブで生活に根差した本物の音楽に触れ、自らの全てを存在の根底から表現するという、音楽に対する取り組み方の軸が定まる。帰国まで現地ミュージシャンと交流、短い期間ながらストリートやクラブで仕事を共にした。
その頃西尾健一(tp)クインテットに参加。また若手ジャズマンが集合した"yellowcard orchestra!"に参加した縁で1999年本田竹広(p)と出会い、ワールド〜ソウルにインスパイアされた大編成バンド“the pure”のメンバーに抜擢される。
この頃6人編成のボーダレスバンド"プラクルティPRAKRTI"【荻原亮(g)小山道之(g)小泉P克人(b)小松伸之(d)斉藤良(per)】を主宰。
2003年には、浅川マキ(vo)、渋谷毅(p)と新宿ピットイン六月公演で共演し、鈴木勲(b)の“OMASOUND”に参加、2003年から2007年までの活動で日本全国を旅した。2008年5月マレーシアのミリ国際ジャズ祭に出演。またこの前後、丈青(p)の"JUA"、長山剛士(g)の"鼓響"のレコーディングやライブに参加。
2006年7月、加藤大輔(as)の縁でパリ訪問、たくさんのミュージシャンとセッションしその強烈な個そして文化の多様性に衝撃を受け、自分の音楽的ルーツは何なのかという探求が始まる。
2009年2月、メキシコ訪問し、イダルゴ州の3市で行われた日本メキシコ文化交流祭り(日本祭り)にソロで出演、またシティでは現地ミュージシャンと共演。メキシコ人と深く交流しラテン音楽の本質を体験する。
3月にはモヒカーノ関(p)ラテンジャズ七重奏団で台湾ツアー、台北〜台中各地を廻り現地の人たちと深く交流。2009年年末〜2010年年始にかけて、The Wind Waveで再び台湾の地を踏み、臭豆腐の美味しさがわかる。
2010年秋より、神奈川県丹沢のふもと秦野市にて自然農を学び始め、2012年春に南信州の阿智村に拠点を移し自給生活の試みとみょうがの自然栽培も同時に開始した。
2011年、東北の被災地へ無償で演奏を届けるジャズ・フォー・東北に参加。2011年結成のメキシコトリオ【岩見継吾(B)、永田真毅(D)】でCD「滝の見える熱帯の風景」を2013年に発表。メキシコトリオでは浅川太平(p)を加えた4人編成での活動を重ねて旅を深め、2014年には2ndアルバム「準備万端」を発表。このころORANGE PEKOEのビッグバンドに参加しライブやレコーディング、その後ソリストとして小編成のレコーディングにも参加した。その後吉澤はじめ(p)グループのライブやツアーに参加。
2013年より村上寛(d)カルテット【楠直孝(P)、吉木稔(B)ほか】に参加し東京での活動をはじめ各地方にコンスタントにツアー。
2015年には、JR東海の進める中央リニア新幹線計画についての知らされざる現実を伝えるラップ作品「夢のリニア超特急」を制作、予定沿線各地の先鋭的アーティストの協力を得てオムニバスCDとして全国発売した。
2016年3月ベルリンに旧知を尋ね現地ミュージシャンと共演。日本の現状を俯瞰する視点を得る。
2016年はフェスへの参加が増え内田ボブ(vo,g)、"ANBASSA"等で京都アースキャラバン、HappyFarm Fes、橋の下音楽祭、伊那谷発アースデイ"VIVA ALPS! MUSIC FES"、大鹿ここから祭り等に参加したほか、いいだ人形劇フェスタにおける沢則行監督の巨大人形劇「さんしょううお」の音楽を担当。
2017年第17回ふるさとCM大賞NAGANOで楽曲を提供した「いいだ いいら♪」が大賞を受賞。
2018年4月、地域における仕事やラップに対する取り組みの一つの成果として、多くの知己のミュージシャンの助けを得て個人名義のアルバム"the Tipping Point"を発表。
2019年2月、吉木稔(b)"Soul Station" 【祖田修(p)】のレコーディングに参加。2020年3月よりコロナ禍と妻の出産が重なり活動を休止していたが、2021年から徐々に復帰。2022年からはトリオやカルテットなどで自身のリーダーとしての活動も積極的に開始し、2024年夏には全曲オリジナルによるアルバム「See You On The Other Side」を発表。常にテナーサックスから今この瞬間に出る音を通じてジャズそして音楽の世界を探求し続けている。
(2024/6)
・主な参加作品
(★がついているものは自己プロデュース作品です)
★天空の楽園 / Heavens' Jazz Alliance
2014/7/30スター★ビレッジ阿智限定発売
¥1800(税別) / SRCD-1401
SASAGE RECORDS
Oriental Jazz Mode / ORANGE PEKOE
2013 10.23 / ¥3,000
KICJ-657
キングレコード
★滝の見える熱帯の風景 / メキシコトリオ
2013/7月発売
¥1500(tax in) / SRCD-1301
SASAGE RECORDS
ジャズ・フォー東北
2011/9月発売
¥2,100(tax in) / MH-1112
MOCK HILL RECORD
ザ・ウインド・ウエイヴ I THE WIND WAVE
2009/7発売
¥2,500(tax in) / CD-1928
蓮エンターテイメント
24-Carat 1st Album『Blue in Black』
2009/3/4発売
¥2,520(tax in) / CCCB-53785
コロンビアミュージックエンターテイメント
oma sound / oma sound
2006/12/20発売
MHCP1220 ¥3059 (tax in)
Sony Music Direct
黒い太陽 / JUA
2006/7/12発売
HRAD-00016 ¥2100 (tax in)
Happiness Records